研心抄[中村天風哲人著]第6回 第3章 意志と精神統一 第2節 精神統一に関する理解
研心抄―中村天風哲人著 天風会発行 2800円(税込)
を取り上げて心に残ったことを書かせていただいております。
皆さまもお手元に研心抄―中村天風哲人著を置いて、お読み
くださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう考
えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々
なご意見をいただけるととても嬉しく思います。
第6回
第3章 意志と精神統一
第2節 精神統一に関する理解
1.完全な人生を活きるには
先決問題として、意志の力の発現をしなければならない。
意志の力の発現のためには、精神を統一することが最も
合理的方法である。
2.精神統一のために
精神統一を現実化するには、何事に対しても常に注意を
粘り強く注ぐことを習慣化することである。
※必要なのは、「粘り強い注意」。即ち、いろいろな事柄
や問題を、同一の強さをもつ集中力で極めて円滑自由に応
接行使することである。
目の前に現れた事柄や問題にその心が捕らわれて、心を
他に切り替えることができない状態である、「執着」とは
全く別物である。
★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。
成功の実現
盛大な人生
心に成功の炎を
君に成功を贈る
中村天風 成功哲学三部作<講演CD付>
(コメント)
「執着」は、心がその事象に捕らわれている姿。「粘り
強い注意」とは、心がその事象を客観的に捕えている姿と
でもいったらいいのでしょうか。
何か問題が起きたとき、その問題を心の中に取りこん
で、悶えている姿が「執着」。その問題を客観的に捕えて
さて、どうしたものかとしている姿が「粘り強い注意」
前節では、自分の心を常に客観視するということの重要
性を学びましたが、客観視は、「粘り強い注意」のために
も必要なようです。
☆☆☆ありがとうございます☆☆☆
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発行元:アクティブウェブ
編集:荒滝俊政
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