真理のひびき―中村天風哲人 箴言1
真理のひびき―天風哲人箴言註釈 講談社 1800円(税別)
を取り上げて心に残ったことを書かせていただいております。
皆さまもお手元に「真理のひびき―天風哲人箴言註釈」を置いて、
お読みくださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう
考えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々な
ご意見をいただけるととても嬉しく思います。
箴言1
人生の出来事に対応するその精神態度が積極か消極かということで
その結論の成否が決定する
【ポイント】
(1)精神態度が積極的であれば、いかなる状況でも、「心」の操
縦がうまくゆきます。
(2)しかし精神態度が消極的であると、目の前の現象に「心」が
とらわれ、正しい判断ができなくなります。
(3)健康や運命がよくないから、「心」が消極的になるという人
がいますが、消極的な「心」では窮地から脱することはできません。
(4)厳しい状況であればあるだけ、より一層、「心」の態度を積
極的にする必要があるのです。
いかなる状況でも積極一貫で活きてゆきましょう。
【直結する行法】
天風哲学全般
★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。
成功の実現
盛大な人生
心に成功の炎を
君に成功を贈る
中村天風 成功哲学三部作<講演CD付>
(コメント)
今回の箴言で、次のような言い方もできるのかと思いました。
心を使う活き方=能動的=積極
心に使われる活き方=受動的=消極
天風会の月刊誌「志るべ」3月号、真理の自覚の章に「心の語源
はころころ」だと書いてありました。
それで思い出したのは昔、「心とはころころ変わる」ものだと思
っていたことです。
楽しいことがあると、心がワクワクし、何か問題があると心が悶
える。
それが当然であると思っていました。
今考えると、それは心に主体性を持たせるという誤りをしていた
からなのだと気がつきました。
だからこそ師は「心は生きていく道具だぞ、体も生きていく道具
だぞ」「道具に主体性を持たせるなよ」「自己の生命の支配権は自
己にある」と教えていただいている訳です。
3月号では、「自己の支配権は自己にある」で(次号につづく)
となっていました。4月号を楽しみにしています。
最後になりますが、志るべ購読ご希望の方は、天風会にお問い合
わせください。ご参考まで。
財団法人 天風会
tel:03-3943-1601 fax:03-3943-1604
☆☆☆ありがとうございます☆☆☆
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編集:荒滝俊政
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