真理のひびき―中村天風哲人 箴言4
真理のひびき―天風哲人箴言註釈 講談社 1800円(税別)
を取り上げて心に残ったことを書かせていただいております。
皆さまもお手元に「真理のひびき―天風哲人箴言註釈」を置いて、
お読みくださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう
考えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々な
ご意見をいただけるととても嬉しく思います。
箴言4
人が人の世のためを 本意として活きる時
その心の中に 卑しい不平不満の 火は燃えない
【ポイント】
(1)不平不満を心に持ち、かつ言葉に出すということは最も避けなければ
いけないことです。
(2)不平不満を主張することが、当然の権利で、そうすることが良識のあ
る人間だと考えている人もいますが、それは明らかに間違いです。
(3)不平不満を心に持たせないためには、「人の世のために」という気持
ちで活きることです。第一番の心がけとして、権利の主張よりも前に、義務
の実行を先にする。そして不当な欲求、身の程をわきまえない要求は捨てる
ことです。
(4)それらのことは「観念要素の更改法」「神経反射の調節法」「積極観
念の養成法」などの行法を日々実践していれば、できることなのです。
【直結する行法】
観念要素の更改法:寝際の心の持ち方など
積極観念の養成法:積極的な心を常に持つための方法
神経反射の調節法:人間が最も尊い状態になるための方法
★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。
成功の実現
盛大な人生
心に成功の炎を
君に成功を贈る
中村天風 成功哲学三部作<講演CD付>
(コメント)
志るべ5月号が届きました。
5月の天風箴言は
「人生の出来事に対応するその精神態度が、積極か消極かで、
その結果の良否が裁然と決定される」でした。
今日の箴言で取り上げた、不平不満は消極。
その消極である、不平不満を心をに持たせないためには、
「人の世のために活きる」ことが大切。
そのためのキーワードは・・・・・次のようなものでしょうか。
「今日一日、一瞬一瞬、嬉しい、楽しい、幸せの実践」
「誠心誠意」
「一期一会」
志るべ購読ご希望の方は、天風会にお問い合わせください。
ご参考まで。
財団法人 天風会
tel:03-3943-1601 fax:03-3943-1604
☆☆☆ありがとうございます☆☆☆
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発行元:アクティブウェブ
編集:荒滝俊政
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