叡智のひびき 箴言３：自分の心の中に何かの悩みが

叡智のひびき―天風哲人箴言註釈　講談社　1800円（税別）

を取り上げて心に残ったことを書かせていただいております。
　皆さまもお手元に叡智のひびき―天風哲人箴言註釈を置いて、お
読みくださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう考
えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々なご
意見をいただけるととても嬉しく思います。

箴言３
　自分の心の中に何かの悩みが

【ポイント】
（１）生きてゆくうえで悩みは当然あるように考える人が多いの
ですが、それは違うのです。悩み位人生を暗くするものはない。
（２）悩みは、未来を憂う「取り越し苦労」、怒り、恐れ、悲し
みなどの「消極的な考え方」によってもたらされます。
（３）心を統御して、積極になれば悩みなき人生に生きることが
できるのです。天風哲学ではそのための方法を教えています。
（４）学んでもなお、時々悩みを感じるようなことがあるならば、
天風哲学の尊さになれて、知らず知らずの内に、それをないがし
ろにしているためなんです。心して実践しましょう。

【直結する行法】
　神経反射の調節法（クンバハカ法）
　観念要素の更改法

★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。

　成功の実現
　盛大な人生
　心に成功の炎を
　君に成功を贈る
　中村天風　成功哲学三部作<講演ＣＤ付>

（コメント）
　この箴言に触れ、最初に成功の実現に出会ったときのことを思い
出しました。
　巻頭で天風師は次のようにおっしゃいます。
「皆さんごきげんよう。天風であります。
きょうは、そもそも人間とは幸福でありうるものか否かということ。
さらに、人というものは健康や運命に対して強いものか、はたまた
弱いものかということも考えてみたい」

そして、「人間は幸福でありうるものである」とおっしゃり、その
ための行法を教えていただいています。

この箴言は
「人間は幸福でありうるものなのか、あるいは悩みを持って生きな
ければいけないような弱いものなのか？」との天風師の私達に対し
ての問いかけなのでしょう。

「人間は幸福に生きれるものなんだよ。幸福に生きれる方法も教え
ている。もしそれを学んでもなおかつ、悩みを感じるようなことが
あるならば、教えた行法の実践に怠りが出ているのだよ。

　私の教えている行法で難しいことは何もない。

　ただ、その熱心さ度合いでどうしても差が出てくる。天風哲学は
日常行法だから、日々真剣に実践すればいいんだよ。

　きっと、幸福な人生を築くことができるから。信じて真剣に行じ
なさい」と。

　実践あるのみですね。ありがとうございます。

　つくづくありがたく思うのは、天風哲学が毎日簡単にできる行法、
日常行法として組み立てられていることです。

　いいセミナーを聞いて、ああ、「よかったなあ」と思って３日も
すると感激もどこへやら。天風師に出会う前はそんな感じでしたか
ら、なおさら、ありがたさが心にしみます。

　今日は「人間は幸福に生きれるものだ。日々真剣に天風哲学を実
践し、心を積極化すれば、悩みなき人生に生きることができる」
ことを学ばしていただきました。

　ありがとうございます！

　ご意見、ご質問などございましたらお寄せくださいね。

　ありがとうございます！
　ありがとうございます！
　ありがとうございます！

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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発行元：アクティブウェブ
編集：荒滝俊政
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