天風哲学のすすめ・哲人中村天風師の教えとは

真人生の探求｢中村天風哲人著]第２０回 第２章 精神生命の法則 感応性能の積極化

真人生の探求｢中村天風哲人著]第２０回　第２章　精神生命の法則　感応性能の積極化

真人生の探求―中村天風哲人著　天風会発行　2800円（税込）
を取り上げて心に残ったことを書かせていただいております。
　皆さまもお手元に真人生の探求―中村天風哲人著を置いて、お
読みくださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう考
えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々なご
意見をいただけるととても嬉しく思います。

第２０回
第２章　精神生命の法則

1.積極精神を作るには、感応性能の積極化をしなければなりません。
2.感応性能を積極化するには、次の３つのことを行えばよいのです。
3.１つめは観念要素の更改
4.２つめは積極観念集中力養成の実践
5.３つめは神経反射の調節

★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。

　成功の実現
　盛大な人生
　心に成功の炎を
　君に成功を贈る
　中村天風　成功哲学三部作<講演ＣＤ付>

（コメント）
1.感応性能とはなんでしょう？
2.簡単に言うと、外からの刺激に対しての心の反応とでも言えばいいの
でしょうか。
3.感応性能の積極的な人は外からの刺激に対して積極的な言動を取ります。
4.一方、感応性能の消極的な人は、3と同じ刺激でも、消極的な言動を取
　ります。
5.そして感応性能を積極化するには上記の３つを行えばいい。
6.明快ですね。しっかり実践したいものです。
　
　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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編集：荒滝俊政
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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１９回 第２章 精神生命の法則 健康への要諦

真人生の探求｢中村天風哲人著]第１９回　第２章　精神生命の法則　健康への要諦

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読みくださいね。そして、私の書いたことについて、それはこう考
えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々なご
意見をいただけるととても嬉しく思います。

第１９回
第２章　精神生命の法則
健康への要諦
1.「健全な肉体に健全な精神宿る」という言葉は、相対真理（あてはまる
　ときと、あてはまらないときがある）です。
2.「健全な精神が健全な肉体を作る」という言葉が、絶対真理です。
3.ですから、心を積極的にすることが先ず最重要。
4.次に、心と肉体は相関の関係にありますので、肉体も訓練的に積極化
　することが必要なのです。

★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。

　成功の実現
　盛大な人生
　心に成功の炎を
　君に成功を贈る
　中村天風　成功哲学三部作<講演ＣＤ付>

（コメント）
1.積極思考のすすめ。
2.心と、肉体は相関関係にある。
3.だから、肉体も訓練的に積極化することが大切。
4.心と、肉体、両方の積極化の方法が師の教えにはあります。
5.日々実践あるのみですね！

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１８回 第２章 精神生命の法則 精神力の強化

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えた方がもっといい。その考えを広げるとこうなるなど、色々なご
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第１８回
第２章　精神生命の法則
精神力の強化
1.これから、積極的精神作成の方法を述べます。
2.先ず注意しておきたいことは、その方法を理解しただけでは何にも
　ならないということです。
3.理解し、それをひたすら実践する、不断の努力が必要です。
4.特に私が創意したこの方法は、どんなに繁忙の人でも行う意志さえ
　あれば、簡単に実行できるよう作られています。
5.簡単にできるからこそ、かえって、その価値を低く見誤る人があり
　ますので、特に注意していただきたいのです。
6.さて、それでは、積極的精神作成の要諦とは

　生きている刹那刹那、その態度をできる限り
　「明るく」「朗らかに」「活き活きとした勇ましさ」で人生に活き
　ることです。

★行法の内容は、成功の実現を始めとした、次のシリーズ本に書いてありますので、そちらをご覧くださいね。

　成功の実現
　盛大な人生
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　中村天風　成功哲学三部作<講演ＣＤ付>

（コメント）
1.「知っていること」と「できること」の間には大きな隔たりがあり
　ます。
2.また「できること」と「実際にやる」こととの間にもやはり大きな
　隔たりがあります。
3.師の教えを「知りえた」からには「知っている」に留めず、是非
　「やる」というところまで持っていきたいものです。
4.日常行法として実行できる簡単な方法ですから、やろうと思えばで
　きます。
　活きている一瞬一瞬を「明るく」「朗らかに」「活き活きと勇まし
　く」いきましょう！

　例え震災後でも！どんな時にも！

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１７回 第２章 精神生命の法則 Ｈｏｗ ｔｏ ｄｏ？

真人生の探求｢中村天風哲人著]第１７回　第２章　精神生命の法則　Ｈｏｗ　ｔｏ　ｄｏ？

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第１７回
第２章　精神生命の法則
Ｈｏｗ　ｔｏ　ｄｏ？
1.次に知らなければならないことは、それではどうすれば、心を常に
　積極で保持することができるかということです。
2.肝心なことは「積極的精神を現実に作成すること」です。
3.古来識者は「心身は相関関係にあるから心を積極的にしなさい」と
　言って、それで終わっている傾向にあります。
4.肝心のそれを現実化する方法については言及していないのです。
5.確かに、真人、達人という人なら、それだけの示唆で、十分に、会
　得できるかもしれません。
6.しかし、多くの一般の人々にそれを求めても、難しいのが現実です。
7.私は、幸いなことに、努力の結果、その方法を創意工夫することが
　できました。
8.その方法を皆様にお教えしているのです。

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　盛大な人生
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（コメント）
1.前向きが大事、ポジティブシンキングなど、色々な言葉で積極的で
　あることの大切さが言われています。
2.しかし、そのための方法となるとどうでしょう？
3.現代でもあまりないのではないでしょうか。
4.師の教えに出会えたことに感謝して、実践あるのみですね！

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１６回 第２章 精神生命の法則 感情と肉体

真人生の探求｢中村天風哲人著]第１６回　第２章　精神生命の法則　感情と肉体

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第１６回
第２章　精神生命の法則
感情と肉体
1.消極的感情が、肉体にどのような影響を与えるか実験心
　理学、及び精神科学的な分析をもとに述べます。
2.血液は「怒ると黒褐色に変色し、味は渋
　く」「悲しむと茶褐色になり苦く」「恐れると薄紫色に
　変色し酢っぱく」なる。と同時に、酸性化するのです。
3.弱アルカリ性でなければならない血液が酸性化すれば、
　肉体はたちまち、障害を発します。
4.呼吸についても、呼気をモルモットに注射した実験結果
　があります。「怒った人の呼気は、麻痺し、動けなくな
　る」「悲観と恐怖の人の呼気は、苦悶後、虚脱状態」
5.心の態度は、肉体だけでなく、運命の上にも、影響を及
　ぼします。心が消極的であると、運命の打開に必要な、
　能力、判断力、断行力、精力などの完全発動ができなく
　なるからです。
6.ですから、どんなときにでも、健康なときでも、不健康
　なときでも、幸運の際にも不運の際にも、どんなに苦難
　不如意のときであっても、その心は、断固として積極的
　に保持しなければならないのです。
7.十分ご自覚いただいたことと信じます。

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（コメント）
1.ここまで詳しく消極的な心の弊害を説いていただいて
　いるのですね。
2.改めて師に感謝したいと思います。ありがとうございます！
3.師は、心は置き所一つとおっしゃっています。
4.どんな状況でも、積極的にとらえることも、消極的にとら
　えることもできます。
5.改めて、どんな状況でも、積極的にとらえる、積極一貫！
　心に刻みます。

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１５回 第２章 精神生命の法則 心の生命に及ぼす影響

真人生の探求｢中村天風哲人著]第１５回　第２章　精神生命の法則　心の生命に及ぼす影響

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第１５回
第２章　精神生命の法則
心の生命に及ぼす影響
1.怒ったり、悲しんだり、恐れたりすることが、肉体に
　著しい悪影響を及ぼすことは、皆よく知っています。
2.例えば、極度の恐怖が心に生じると、肉体に大きな衝撃
　が与えられます。心臓は早鐘のごとく鼓動し、顔面は蒼
　白、声のろれつも回らず、全身に震えがきたりします。
3.そのように、消極的感情が、肉体に著しい影響があること
　を知っているにも関わらず、このことを真剣に考えていない
　人が多いのです。
4.その結果、ささいなことに怒り、わずかなことに悲しみ、
　大したことでもないのに恐怖して、自分の活きる力を弱く
　しています。
5.古語に「聖者怒らず、覚者悲しまず、勇者恐れず」という
　言葉があります。
6.しかし、そういう人でなくても、心と肉体の相関関係を知
　る以上は、心を消極的感情の虜にして生きる生き方を愚か
　しいものであると気づいていただきたいのです。

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（コメント）
1.以前にも書きましたが、天風会に入った当初、Ｋさんが
　「私は、ばからしいから怒りません」と言われていたの
　に私はすごくびっくりしました。
2.そのときには、多分「そんなこと言っても状況によって
　は怒りたくなる」なんて思っていました。
3.でも天風哲学を少しずつ学ばしていただいている今は、
　Ｋさんの言われたことに全く同感しています。
4.「怒ることは明らかに、自分の生命を消耗させることに
　なる」と確信しているからです。
5.それに「怒る」ことでは何の解決にもなりません。
6.名著｛人を動かす」でデールカーネギーは、批判では人
　は動かないと断言しています。
7.人を「怒る」ことによって、「怒られた人は反発し、自
　分の生命は消耗する」と考えたら、
　まさしく、
　「ばからしいから怒りません」が正解ではないでしょう
　か。

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１４回 第２章 精神生命の法則 生命の流れ

真人生の探求｢中村天風哲人著]第１４回　第２章　精神生命の法則　生命の流れ

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第１４回
第２章　精神生命の法則
生命の流れ
1.生命確保の中枢的存在が神経系統です。
2.その神経系統は、何に支配されているかといいますと、
　中枢神経。
3.そして、その中枢神経を支配しているものが、心の働き
　を司る、大脳、小脳、延髄などなのです。
4.源清からざれば、末又清からずという諺もあります。
5.心身を統一するには先ず第一に心を、次に肉体をと力説
　する理由を十分ご理解頂いたと信じます。

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（コメント）
1.そして、心に対する方策として行うべき、必須事項として
次の２つが挙げられています。
2.精神生命保持の法則
　精神生命を、いかなる場合にも、積極的に把持すること。
3.精神使用の原則
　精神を使用するときは、必ず精神を統一して行うこと。
4.万一、そのどちらかを粗末に扱うと、「心の力」は減退
　してしまうと。
　「法則」と「原則」と少し言葉を変えられていることにも
　始めて気がつきました。
　もちろん「法則」＞「原則」ですよね。
5.両方とも、しっかり実践したいものです！

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１３回 第１章 生命内在の潜勢力 神経系統の重要性

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第１３回
第２章　精神生命の法則
神経系統の重要性
1.心身を統一するには、心身を自然法則に順応させなければなりません。
2.命というと、先ず、肉体を重要視する傾向にあります。
3.しかし、肉体の生命維持に必要な、呼吸、栄養の吸収、老廃物の排泄
　を支える、五臓六腑は、すべて神経系統の支配下にあります。
4.即ち、神経系統は、生命確保の中枢的な存在なのです。
5.そして、その神経系統は、心の支配下にある。
6.それが、先ず心が先だという所以です。

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（コメント）
1.神経系統が、肉体を維持している内臓を動かしている。
2.その神経系統は、心の支配下にある。
3.心が積極であれば、神経系統は正常に働き、
　心が消極的であれば、神経系統によくない影響がでる。
4.だから、先ずは、心を積極化させることが大事。
5.どんな状況であろうと、心は「明るく、朗らかに、颯爽、溌剌」
　と活きて行きたいですね。

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１２回 第１章 生命内在の潜勢力 精神本位の方法

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第１２回
第１章　生命内在の潜勢力
精神本位の方法
1.精神本位の方法も賛成できないものが多いのです。
2.修養的なものでも、宗教的なものでも、実行が難しいものが
　多い。
3.昔からよく知られている座禅も、その三昧境に入ることは容易
　ではありません。
4.また、大抵の方法が「邪念を起こしてはいけない」「不正を考
　えてはいけない」という抑制・禁止を重点にしています。
5.抑制・禁止で、それを抑えることができれば、いいけど、でき
　ないから悩んでいるのが人間なんです。仮にできたとしても、
　肉体を軽視した方法では、生きがいのある人生も活きることは
　できないのです。

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1.肉体だけを重視してもだめ。
2.精神だけを重視してもだめ。
3.肉体と精神を一丸としてとらえて、強化する方法が必要。
4.そのためには、心も肉体も自然法則に順応させて、心身統一
　の状態で活きることが大切。
5.一日一日をそのように活きたいものです。

　☆☆☆ありがとうございます☆☆☆

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真人生の探求｢中村天風哲人著]第１１回 第１章 生命内在の潜勢力 肉体本位の方法

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第１１回
第１章　生命内在の潜勢力
肉体本位の方法
1.生命を強化するには、心と体の両方を一丸として対応しなければ
　なりません。
2.しかし、世の中には心、あるいは体の一方にかたよって、強くし
　ょうとする健康法が多いのです。
3.体について言えば、筋肉の鍛錬、皮膚の鍛錬、呼吸機能の強化、
　消化器系等の強化などの健康法があります。
4.確かにそれら体に対する健康法も、相応の効果はあります。
5.しかし、それに伴って心も強くならなければ、生命全体を強くす
　ることはできないのです。

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（コメント）
1.師の知人には、運動家、武道家、拳闘の選手、力士など立派な体
　を持った人がいたそうです。
2.しかし、その体に比較し、心は案外弱い者が多かったとのこと。
3.重要な試合や競技のあるときなど、前夜往々安眠できない人もい
　たそうです。
4.まあ、考えてもみれば、体を強くしょうと、体の強化に取り掛か
　るのも、心がそう決めたからですよね。
5.心も強くしなければ、よい決断はできない。
6.心と、体を一丸のものとして強化する。それが天風哲学なのです。

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